最終更新日1997.11.4

97/11/03(月)15:00~CONA-milkライブ/日本工学院専門学校学園祭


平和島で早矢加ちゃんが12/3(笑)と告知してしまった学園祭イベント、蒲田の日本工学院の「かまた祭」を見に行く。以前、川崎に住んでいたこともあり蒲田はわりとなじみのある街だ。もちろん工学院も(電車から見えるしね)よく知っています。別用で晴海経由(なぜに)で会場に向かう。

こういう会場でした。…最近こんなんばっかりだが最前で撮れない事情でもあるのかい?>自分

ライブの構成としては、平和島と特に違うところはない。平和島よりもMCの時間がちょっとだけ長い。11/11の告知ではやはり英理奈ちゃんが橋本総理を持ち上げる。こんなに総理大臣に気を使う人も今の日本では珍しい(苦笑)。「原始のほら穴」「KOIBITOたちアブないヨ」「青い予測」、平和島ではなかった「即決OK」「デニス」で終了。アンコールで「青い予測」、という構成。

ファン動員は…おおよそ30弱(突っ込まないでくれ)。やはりマンスリーライブがなくなったのは相当な痛手だ。もともと「アイドル」という売り方に冷淡なくせに、戦略対象にアイドルファンしか入ってこない。というか実効性のある売り方をなに一つしていない。コンテンツの制作方針と実際の展開戦略が全然一致していないという、もうメンバーにある程度シンパシーがあるから見に来ているファンにとっては泣くに泣けない、かなり悲惨な状況になってしまっている。

平和島や今回の学園祭、のようなイベントでは潜在的ターゲットの同年代の女の子(私もあんなふうに踊って歌いたい!)を引きつけるようなイベントにするべきで、それにはどう考えても、路線変更前の(例えば「くすぐったぁい」みたいな)楽曲の方が似合っている。現在の曲群は、UKロック路線からいえばそれなりに仕上がっているのだろうが、それならステージはライブハウス、のような相応しい場所で行なうべきで、あれでは白日の下にさらされたお化け屋敷(…我ながらひどい比喩だと思う)だ。

要するに、制作時点でアイドルを忌避していながら、イベント展開はアイドル以外の何物でもないというちぐはぐ(それが、ミスマッチというウリにもなってない)が問題なのだ。明らかに送り手の戦略破綻(不在じゃないのか?)だろう。もちろんその失敗の影響は責任者の送り手ではなく、メンバーの女の子の方が多く背負うことになる。ファンはたまったものではない。

自分が好きなアイドルのことを、ここまで言わなければならないのは、…なんというか自分で自分の体に剃刀を向けるような痛みを伴う。どういう状況であろうと、自分から投げることの許されない場所で、まだ未成熟な女の子が悪戦苦闘しているのだから。ただし、それ以上に、放置しておけない状況というのはあるのであって現状のCONA-milkは、なんというか痛みそのもの、である。

暴走するMCを義務付けられた英理奈ちゃん…ダンスに全く精彩のない朋花ちゃん。そして全部を背負い切れなくてライブへの集中力が終盤でぷつんと切れてしまう早矢加ちゃん。…ファンってそういう状況を「固定する」ために存在するの?アイドルって宝石のように貴重な女の子の思春期の時間を、ただただ削り取って消費するだけのもの?学園祭最終日の喧騒の中、私は考え込んでしまった。


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