芝居のなかには「言葉」と言うものについて考えさせてくれるモノがいくつかある。
以前見た上海太郎舞踏公司は舞台から言葉を排除することによって、言葉が人をいかに縛っているかを見せて(こう感じたのは私の勝手^^;;テーマは別のところにある(苦笑))くれたが、今回の芝居はいわば「言葉尻」がテーマだ。
姉夫婦と弟夫婦の一晩の出来事を描いているのだが、我々が普段何気なく聞き流してる「意味のない」言葉尻。意味がないはずのその言葉にこだわる姉(桃井かおり)。会話を続けるうちに皆がそれぞれの言葉に敏感になっていく…普段なら気にもならないはずのやり取りに込められた感情の存在に気づいた時、弟の嫁が手首を切ってしまう…。
私がしょっちゅう言っている脚本じゅーよー(笑)と言うのは本当は「言葉」が重要ということなのかも。