舞台は遥か未来…演劇が滅びでしまった世界で、ある日「演劇」の化石が発掘された。研究者達はそれをそれぞれのやり方で復元していくが…それは「間違った」復元だった。
つーことで、“演劇の見せ方”そのものを変革していこう、という遠大な構想を持つ(本当かよ^^;;)山の手事情社公演ですが、観客を混乱に落とし込んだ「ハイパー・コラージュ技法」第一弾「コーラっぽいの」からだんだんわかりやすく(苦笑)なってはいるのですねこれでも。ただ、“流れ”がわかりやすくなったぶん、説明的な部分が強くでて、人によっては「なんで俺はこんな説教くさいものを見せられねばならんのだ」と思うかも知れない。
観劇歴の短い私がハマって、演劇ファン一般に受け入れられない理由というのはわかる気がする。「ハイパー・コラージュ技法」ってのはアイドルファンにはおなじみの(苦笑)環境なのだ。
例えば、「コーラっぽいの」ではメインの芝居に絡んで、個人芸、コント、行進(!)、さらにもう一つの芝居、が“同時進行”する。そのどれもが重要な構成要素なのだ。だから観客は混乱する。すべてに注意が行き届かないからだ。しかしこんなことはアイドルファンにとっては日常茶飯事だ(笑)真ん中で誰かが歌っていたって、みんなが見ているわけではない。バックダンサー、ぽんぽん隊、コーラス、舞台袖(笑)、客席…すべてが同時進行のエンタテインメントなのだから。一人の人間が把握できる事項はすべてじゃなくても、ステージ(だけじゃなく会場全体でも)を総体的に“体感”して楽しむ、というのは確かに演劇の見方じゃないよね(苦笑)
まぁ、この劇団には個人的に頑張って欲しいと思っている^^;;