とある大学の中庭はかつて「知覚の森」と呼ばれた。そこはマリファナを育てるのに適した土があったからだという。そして、打ち捨てられたその庭に、種を蒔こうと再び学生達が集まるが…
というストーリーは前置きで、つまりそんなことにしか情熱を注げない(そしてそれにさえ飽いていく)若者像を淡々と描写する。そんな芝居だ。もうすでに、宮沢章夫の会話劇になじめるか、という見方しか出来なくなってるなぁ…
円形のステージに、実際に土を敷き詰めて中庭を現出させている。おかげで土煙が上がるのはまいった(苦笑)
これは余りいい出来じゃないだろう。本人も言ってたけど恋愛を描いたにしては平板だし…温水洋一の存在感が大きすぎて(メインキャストのほとんどはワークショップ参加者)バランスがちょっと悪い。公演パンフにもあったけど、試行錯誤の真最中ってとこです ね。